見た目が気になるこの病気。どんな症状なのでしょう。あまり聞きなれない病名ですが、大小伏在静脈瘤や網目状静脈瘤などたくさんの種類があり、主に女性がなりやすいと言われています。できやすい人のタイプなどまずは正しい基礎知識を解説していきましょう。
私たちの体は、常に心臓を中心に血液を循環させることによって、体中に酸素や栄養を供給しています。動脈を通じて心臓から足へ送り出された血液は、ふくらはぎの筋力により静脈を通じて心臓へ戻されます。この時重力によって下にさがりやすくなっている血液を逆流しないよう防いでいるのが、静脈内部にある逆流防止弁です。「下肢静脈瘤」とは、この弁が壊れて正常に働かなくなったために血液の逆流が起き、その結果として静脈内の圧が上がって血管が拡張し、足の表面に太く浮き出る、又は瘤のように膨らんでしまう状態のことをいいます。主に大小伏在・側枝・網目状・クモの巣などの状静脈瘤があります。
発生する危険性が高い条件というのが、何点かあります。
認知は高くなりつつも、正しく理解されているとは言い難い血管疾患ですが、その発祥件数は決して少ないものではないのです。例えば、40歳以上の女性では、全体の約10%にあたる人に明らかな静脈瘤が認められるとされています。症状の程度が軽いものまで含めると、15歳以上の男女では全体の43%、30歳以上の男女では、全体の62%もの人に静脈瘤が認められたという報告もあるのです。